設計部設計課 2019/11/02
こんにちは
愛知、名古屋、岐阜でおしゃれなお家を新築するなら善匠!の設計部の川原です。
皆さんは海津市にある「おちょぼ稲荷」をご存知でしょうか?
正式には「千代保稲荷神社」という商売繁盛の神社です。
月末の最終日「月越参り」には県内はもちろん、県外や遠くは大阪方面からも参拝に来るほどの有名な神社です。
もちろん商売繁盛の神社なのでお勤めをされている方や自営業をされている方の参拝がとても多く見受けられます。
私も自宅から車で30分程度で行ける事も有り、ほぼ毎月参拝させて頂いております。
もちろん参拝が目的ですが、本当の目的は…
揚げたての「串カツ」を食べる!
…ただそれだけです。
神社への門前町には屋台やら多種多様のお店が軒を連ね、お祭りのような人混みと熱気に溢れています。
あちこちから様々な屋台の食べ物に混じって揚げたての串カツの香りとどて串の甘い味噌の香りに包まれ、
食べたくなれば店の前で揚げたての串カツを手に取り、3本4本と味噌ダレやソースをつけて口に頬張るという、
食いしん坊にとっては夢のような立ち食いスタイルのグルメテーマパーク参道となっております。
まずは門前町の入口、南口大鳥居周辺に車を停め(駐車料金がだいたい何処も300円)、
早速、人々を掻き分けて門前町を歩いて行きます。
焼鳥屋だとか、
果物屋だとか、
大判焼屋だとか、
漬物屋だとか、
子供向けにおもちゃ屋さんもあったり、
激安の靴屋だったり、
アンティーク雑貨の店がこんな時間にやってたり、
派手なステージ衣装の店もあったり、
素敵なドレスのお店なんてのもあります。
お目当てはもちろん揚げたての串カツなので、いつもの馴染みのお店に向かうのですが、
生憎遅い時間に行った為にそのお店は閉店間際。残念ながら他のお店を探す事に。
ちなみに店の前でダイレクトに立ち食いスタイルも良いのですが、年齢の事もあり店内で着座スタイルで頂く場合が多いです。
どの店も繁盛しており、人気店は警備員が立つほどの行列が出来ております。
おちょぼさんの店の中で知らない人は居ない超有名な「玉家」。
店の中が全て金ピカ。トイレの便器も金ピカです。
8時頃なら金ピカジャケットの会長がアメちゃんを配るイベントもあります。
店の中で早速アツアツの串カツを頬張り、ドテ煮やうなぎの肝串をつまみ、
温かいうどんをすすったりと心も身体も温まった頃に、ようやく拝殿へと向かいます。
入口にある鳥居を抜けすぐの手水舎にて手を清め、
すぐそばのおばあちゃんから、お揚げと蝋燭セットを購入し参道を先に進む。
お揚げと蝋燭セット50円
まずは燈明場と呼ばれる蝋燭のキャンドルツリーに蝋燭を灯し、
その後拝殿へと向かい、お供え台にお揚げとお賽銭を投げ入れお詣りをします。
拝殿には長蛇の列
いつも横から失礼してます。
本殿まわりには霊殿・古堂・重軽石等のスポットがあり、
それぞれ思い思いに参拝をし、中には扉に名刺を貼り付けたりする方も何人かみえたりします。
お供えのお揚げはお下がりとして持ち帰る事も可能です。
本殿をぐるり周ると小さな精霊殿がありその屋根の上にお賽銭を投げて、
上手く屋根に乗っかり落ちてこなければ願いが叶うとかなんとか。
暗くて見にくいですが、小銭がびっしりと乗っかってます。
おちょぼさんのお詣りは
「お陰様で今月も無事に商売が出来ました。来月も宜しくお願いします。」
との願いを届ける意味合いがあるそうで、拝殿にお詣りする前にしっかりとお金を落とす(門前町で買い物や飲食をする)
事でお清めをするらしく、お詣りをしたあとは出来るだけ何も買ったり食べたりしないで無事に帰宅する事が良いとされてるそうです。
(もちろん諸説あります。)
私の場合は最後に南口大鳥居近くのひっそりと佇む「荷席稲荷神社」へ足を運び、
何故か沢山の猫に囲まれた拝殿へお揚げをお供えしてから帰るのが恒例となっております。
また、この日は10月31日「ハロウィーン」でかなり本気のゾンビメイクしている方や、
お揃いのキャラクターに扮したグループがけっこう集まっていました。
また次回の月末もしっかりとお詣りに来たいと思います。
(今回もアルコール無しでした、残念。)