2017/09/05
こんにちは
設計の安藤です。
毎回黒川東の展示場のお話ばかりですが、もう一回。
今回で最後とするので、お付き合いください(^^)
この夏ついにオープンしたモデルハウス
私は玄関を開けた時に目に入るこのアングルが一番好きです(^^)
今回はこのお家の中の子供部屋のなが~い柱のお話です!
仕上げ前の状態はこんな感じでした
長い柱の真ん中に背割れが入っているのが分かりますか?
無垢の柱をそのまま用いる場合、どうしても割れたりしてしまうので、初めから切れ目を入れておくのです。
今回は、4.5mもあり、この切れ目が大変目立ちます。
どうしたもんじゃろうか?
こんな感じに布を張る?
それともこんな感じ?
いっそ、きりんさんも測れる身長計にしよう!
目盛りはマジックで書くのか、色鉛筆か?
数字は文字盤を張るのか、テンプレートで書くか
など あれこれ考えました。
いい感じの数字のハンコを見つけました
こうして、何回かおして練習をして
うちは頼れる大工さんがいるので、貼り付ける杉板の真ん中凹ませる加工をしてもらい、そこにマグネットシートを張って目盛り板にもマクネットチップを張って、くっつくようにしました
出来上がりはこんな感じです
初めは何もなかった、こんな吹抜けの空間でした
今では、かわいいロフトのある素敵な子供室になりました。
4mまで大きくなっても大丈夫な身長計
ロフトにも溶け込んでよかったです。
マイナスをプラスにかえる そこが面白い所でもあります。