こんにちは、善匠です!
皆さんは、ガーデニングやアウトドアなど屋外での娯楽や趣味はありますか?
屋外向けのアイテムを屋内で保管する時、汚れが気になったり…なんてことはないでしょうか?
そんな時にオススメなのが「土間収納」です!
今回も事例を合わせてご紹介させていただきます!
「土間」は、土足で歩くように作られた空間で、建物の外と内を緩やかにつないでくれます。
そんな土間を有効活用する方法の一つが「土間収納」です。
土間収納は、主に玄関近くに設けられる、土足で利用できる収納スペースのことです。靴を履いたまま利用できるため、外から持ち帰った物を気軽に収納できます。
アウトドア用品やスポーツ用品、ガーデニング用品などを室内に収納しようとすると、汚れが気になるかと思います。土間収納なら屋外で利用したアイテムや汚れやすいモノをそのまま片付けられるため、居住空間を清潔に保つことができます。
趣味の道具や季節物の収納はもちろん、作業スペースを設けることも可能です。例えば、DIY作業スペース兼作業道具や資材を収納するスペースにしたりなど、家族のライフスタイルに合わせた土間収納をつくることも可能です!
玄関から直接アクセスできるため、外出時や帰宅時の動線がスムーズになります。特に、子どもがいる家庭では、ベビーカーや遊び道具をすぐに取り出せるメリットがあります。
土間収納を設けることで、玄関や居住空間が削られ、狭くなる可能性があります。特に狭い住宅では、全体のバランスを考慮する必要があります。
土間は外部と接するため、湿気がこもりやすい環境です。湿気が多い空間になってしまうと、収納したアイテムが傷む原因となってしまいますので、換気や除湿対策が必要となります。
土間収納を設ける際は、玄関の広さを考慮しなければなりません。収納スペースが広すぎると、玄関が狭く感じられ、快適さが失われる可能性があります。一般的には、土間収納の広さは1帖~2帖ほどが適切とされていますが、収納する物の量や種類に応じて調整が必要です。
「何を収納するか」具体的にイメージすることで、必要な広さや間取りを決定しやすくなります。例えば、アウトドア用品やベビーカー、靴など、収納するアイテムによって設計が変わるため、事前にリストアップしておくと良いでしょう。
土間収納は、外出時や帰宅時にスムーズに利用できるように動線を考慮しておくことをおすすめします。例えば、ウォークスルータイプの設計にすることで、帰宅後、その場でコートを脱いで荷物を片付ける動線を組むことができます。
土間収納は外部と接するため、湿気がこもりやすくなります。換気を考慮し、小窓を設けるなどの対策を講じることで、収納物の劣化を抑えることができます。
収納物が多くなると、奥の物を取り出すのが難しくなることがあります。棚を可動式のものにすることで、収納物のサイズに応じて調整できて、整理整頓がしやすくなります。
キャンプ用品やマリンウェア、お子様のベビーカーやキッズバイクなど、すべてが収納できる広さを確保。
閉鎖的な印象を持ちがちな土間収納ですが、窓を設置しているので、日中は明るく、外との繋がりを感じられて広がりを感じられます。
収納の出入り口には壁と同色の扉を設置。
来客時などは閉めておくことで、プライベート感を隠せます!
反対側にも収納スペースを設置しています。
モノをたくさん所持している方でもたっぷり収納できる間取りとなっています。
玄関横に設けたアーチ開口の収納スペースは、ブルーのアクセントクロスで爽やかな印象に仕上げています。
収納棚は可動棚にすることで、荷物のサイズ感に応じて調整可能です!
天井いっぱいまでのレールや棚板をたくさん設置しているのでたっぷり収納できます。
反対側も可動棚やハンガースペースを設け、収納が充実しています。
奥の勝手口はお庭に繋がっており、アウトドア用品の出し入れもスムーズです!
出入口はアクセントとなるグリーンのクロスが印象的です。
ZENSHOO可児を参考にしており、高級感あふれるデザイン空間となっています。
グリーンを基調としたラグジュアリーな空間に仕上がっています。
キャビネット+ミラースペースでは、顔周りの身だしなみを整えるのにピッタリです!
縦長のミラーでは全体の身だしなみを整えられます!
ミラー横にも大きいサイズのアイテムを収納できるスペースを確保しています。
収納スペースは2Way動線になっているだけでなく、リビングかホールへ通り抜けられるようになっております。
壁面に沿って棚をたくさん設けているので、アイテム収納も充実しています!
リビング方向へと通り抜けるとガレージがお目見え。
ガラス扉越しの抜け感もよく、そのままガレージへアクセスも可能です!
いかがでしたか?
土間収納は、機能性とデザイン性を兼ね備えた魅力的な空間です。
家族のライフスタイルに合わせた使い方ができる一方で、スペースの確保や湿気対策などの注意点もあります。
新築やリフォームを考える際には、これらのポイントを踏まえた上で、土間収納の設計を検討することが重要です。
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